総務省、狭帯域LTE-Advanced向け700MHz帯の申請を受付開始

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)は700MHz帯における移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定申請の受け付けを開始したと発表した。

総務省は700MHz帯における移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針案について2023年7月31日に総務省の電波監理審議会へ諮問しており、原案を適当とする答申を受けた。

そのため、2023年8月29日付けで700MHz帯における移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画に関する指針を制定するとともに、申請期間を定めて700MHz帯における移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定申請を受け付けることになった。

申請期間は2023年8月29日の8時30分から2023年9月29日の17時15分までとなる。

郵送で申請する場合は同期間内必着となっている。

申請の提出場所は総務省本省の総合通信基盤局もしくは各地の総合通信局もしくは沖縄総合通信事務所のいずれかである。

700MHz帯における移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画では1者の認定申請を認定する。

周波数と帯域幅は715～718MHzおよび770～773MHzの3MHz幅*2を割当することになる。

総務省では狭帯域LTE-Advancedシステムの導入に係る制度整備を進めており、700MHz帯の3MHz幅*2では狭帯域LTE-Advancedシステムとして第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を導入できる。

LTE方式を導入する場合のバンド番号はBand 28となる。

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