マレーシアのDigiが2022年Q2の業績を発表

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ノルウェーのTelenorの連結子会社でマレーシアのDigiは2022年第2四半期の業績を発表した。

2022年6月30日に終了した3か月間となる2022年第2四半期の連結売上高は前年同期比4.9%減の15億3,900万マレーシアリンギット(約476億6,354万円)、当期純利益は前年同期比21.4%減の2億2,000万マレーシアリンギット(約68億1,350万円)となった。

Digiの主要事業は携帯通信事業である。

完全子会社でマレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるDigi Telecommunicationsを通じて携帯通信事業を展開しており、Digi Telecommunicationsが免許人となる。

2022年6月30日時点の事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比2.7%増の1,049万2,000件となった。

加入件数のうちポストペイド回線は336万4,000件で32.1%、プリペイド回線が712万8,000件で67.9%を占める。

4Gとして展開するLTE方式の人口カバー率は95%、4G Plusとして展開するLTE-Advanced方式の人口カバー率は78%に達した。

スマートフォンの普及率は92.6%、データ通信の加入率は86.9%、平均月間データ通信量は21.9GBである。

データ通信の加入率と平均月間データ通信量は伸長が停滞した状況となっている。

マレーシアリンギット(MYR)ベースの2022年第2四半期のARPUはポストペイド回線が60マレーシアリンギット(約1,855円)、プリペイド回線が33マレーシアリンギット(約1,022円)となった。

Digiはマレーシアの移動体通信事業者であるCelcom Axiataと合併し、Celcom Digiとして事業を開始することで合意した。

すでにマレーシア当局よりDigiとCelcom Axiataの合併に関して承認を取得している。

詳細な日程は確定していないが、2022年後半にCelcom Digiとして事業を開始する計画である。