インドにおける2018年8月の携帯電話加入件数が判明、Jioがシェア20%突破

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インドの政府機関で電気通信分野の規制を管轄するインド電気通信規制庁(Telecom Regulatory Authority of India：TRAI)はインドにおける2018年8月18日時点の携帯電話サービスの加入件数を公表した。

アーバンエリアでは前月18日の約6億3,971万件から増加して約6億4,780万件に、ルーラルエリアでは前月18日の約5億1,733万件から増加して約5億1,910万件となった。

合計では約11億6,690万件となり、前月18日の約11億5,704万件から増加した。

携帯電話事業者別の占有率も公開されており、2018年8月末時点で1位がBharti Airtel Limitedで約29.64%、2位がReliance Jio Infocomm Limitedで約20.50%、3位がVodafone India Limitedで約19.24%、4位がIdea Cellular Limitedで約18.61%、5位がBharat Sanchar Nigam Limited (BSNL)で約9.73%、6位がTata Teleservices Limited (TTSL)で約1.97%、7位がMahanagar Telephone Nigam Limited (MTNL)で約0.30%、8位がReliance Communications Ltdで約0.004%となった。

Reliance Jio Infocomm Limitedは初めて加入件数ベースの占有率で20%を突破した。

インド電気通信規制庁が公表した集計ではVodafone India LimitedとIdea Celular Limitedの統合が反映されていないが、すでにVodafone India LimitedとIdea Cellular Limitedが統合してVodafone Idea Limitedが誕生している。

そのため、Vodafone India LimitedとIdea Cellular Limitedの統合を反映させると、1位がVodafone Idea Limitedで約37.85%、2位がBharti Airtel Limited、3位がReliance Jio Infocomm Limited、4位がBharat Sanchar Nigam Limited、5位がTata Teleservices Limited、6位がMahanagar Telephone Nigam Limited、7位がReliance Communications Ltdとなる。

すべての携帯電話事業者のうち国営企業が2社で約10.03%、残りの民間企業が約89.97%となっている。

携帯電話事業者別で最大の純増はReliance Jio Infocomm Limitedの1,217万8,781件、最大の純減はIdea Cellular Limitedで343万5,720件である。

TRAI