ASUS、2019年下半期にZenFone 6とROG Phone 2を発売へ

台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)はスマートフォン「ASUS ZenFone 6」および「ROG Phone 2」を2019年下半期に発売すると明らかにした。

スマートフォン事業の不振に苦しむASUSTeK Computerであるが、2019年第1四半期の決算説明資料を通じて、2019年下半期にASUS ZenFone 6とROG Phone 2で新たなスタートを切ると表明している。

ASUS ZenFone 6は2019年5月16日にスペインのバレンシアで発表会を開催する予定で、発表会に向けてASUS ZenFone 6のティザーページも公開しているため、これまでよりASUS ZenFone 6の存在は分かっていた。

発表会の開催は2019年上半期であり、一部の市場では2019年上半期のうちに発売する可能性もあるが、発表時期を考慮してもスマートフォンのラインナップにおける2019年下半期の主力製品として展開すると考えられる。

ハイスペックなスマートフォンとなる見込みで、実質的にASUS ZenFone 5Zの後継に相当する可能性がある。

また、ROG Phone 2の存在が判明した。

ASUSTeK ComputerはゲーミングブランドとしてROGを展開しており、2018年にはROGで展開する最初のゲーミングスマートフォンとしてROG Phoneを発表したが、ゲーミングスマートフォンの第2弾としてROG Phone 2を準備していることが公式に確認された。

ASUSTeK Computerのスマートフォン事業は不振が続いており、業績改善のためスマートフォン事業の戦略転換を決定している。

戦略転換に基づいた再編は2019年上半期中に完了する予定で、2019年下半期は新たな戦略のもとでスタートを切る。

エキスパートユーザーやゲーマーに焦点を当てたスマートフォンに注力する方針で、選択された市場において最強のパフォーマンス、最高のデザイン、最高の品質を備えたスマートフォンの発売を目指す方針を示している。

新たな戦略が反映されたスマートフォンがエキスパートユーザーをターゲットとしたハイスペックなASUS ZenFone 6やゲーマーをターゲットとしたROG Phone 2となる模様である。

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