ソフトバンク向けLG KA1935がFCC通過、ハイスペックスマホか
- 2019年09月21日
- SoftBank-LG
SoftBank向けと思われる韓国のLG Electronics製のLTE/W-CDMA/GSM端末「KA1935」が2019年9月20日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはZNFKA1935。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4)/700(B12/B17) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
KA1935は未発表端末のメーカー型番である。
FCCではスペックの一部が公開されており、LTE DL Category 19およびLTE UL Category 13に対応し、通信速度は下り最大1.6Gbps/上り最大150Mbpsとなる。
LTE DL Category 19に対応することから、ハイスペックなスマートフォンとなる可能性が高い。
LG Electronicsはハイスペックなスマートフォンでは米国のQualcomm Technologiesが開発したチップセットを採用しており、LTE DL Category 19に対応するならばチップセットはQualcomm Snapdragon 855 Mobile PlatformまたはQualcomm Snapdragon 855 Plus Mobile Platformになると思われる。
ラベルは電磁的表示を採用しており、FCCではラベルの表示方法とラベルを表示したスクリーンショットが公開されている。
ラベルには特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)を確認できるため、日本向けであることは確実である。
メーカー型番の規則や国際ローミング向けと思われる周波数を考慮すると、SoftBank向けとなる可能性が高い。
製造国はMADE IN VIETNAMと記載されており、LG Electronicsがベトナムのハイフォン市で運営する携帯端末の工場で製造することが分かる。
なお、LG Electronicsは韓国の京畿道平沢市にある携帯端末の工場を閉鎖する計画で、製造設備をハイフォン市の工場に移転し、ハイフォン市の工場の規模を拡大する見通し。
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