ソニーモバイル、日本以外は公式ウェブサイトをソニーに統合

Sonyの完全子会社であるSony Mobile Communicationsは日本を除いて同社の公式ウェブサイトをSonyの公式ウェブサイトに統合したことが分かった。

Sony Mobile Communicationsは一部の国と地域を除いてsonymobile.comのURLで公式ウェブサイトを提供していたが、2020年2月中旬までにSony Mobile Communicationsの独自の公式ウェブサイトは公開を終了した。

中国、香港特別行政区、台湾では異なるURLでSony Mobile Communicationsの公式ウェブサイトを公開していたが、ほかの国と地域と同様に公式ウェブサイトの公開を終了したことが確認できる。

Sony Mobile Communicationsの公式ウェブサイトのURLにアクセスするとSonyの公式ウェブサイトに自動転送される。

自動転送先は各国や地域のSonyまたはSony Storeの公式ウェブサイトに設定されており、グローバル向けではsony.comのURLとなる。

Sony Mobile Communicationsが開発したXperiaシリーズのスマートフォンの情報はSonyの公式ウェブサイトに掲載している。

2019年5月に開催されたSonyの2019年度経営方針説明会で公表された通り、Sony Mobile Communicationsはスマートフォンの販売不振を受けて、採算性が低い多くの国や地域からは撤退を完了した。

東南アジア、南アジア、大洋州、中東、アフリカ、中南米など多くの地域から撤退した一方で、日本、香港特別行政区、台湾、欧州に注力する方針を示していた。

しかし、2019年第3四半期からは撤退した一部の国に再参入を果たしており、東南アジアの複数の国ではSonyの販路を活用してXperiaシリーズのスマートフォンの販売を再開している。

なお、日本向けには引き続きSony Mobile Communicationsの独自の公式ウェブサイトを公開しているため、Sonyの公式ウェブサイトには統合されていない。

コメントを投稿するにはログインしてください。