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中華電信が5G機器ベンダにEricssonとNokiaを選定、台湾初の5Gを目指す



台湾最大手の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)は第5世代移動通信システム(5G)の通信機器ベンダとしてスウェーデンのEricssonとフィンランドのNokiaを選定したことが分かった。

EricssonおよびNokiaはそれぞれ個別にChunghwa Telecomより5Gの通信機器ベンダとして選定されたことを明らかにしている。

Ericssonは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式よりChunghwa Telecomと協力しており、5GのNR方式ではサブ6GHz帯の3.5GHz帯およびミリ波(mmWave)の28GHzに対応した通信機器をChunghwa Telecomに納入する計画という。

NokiaはChunghwa Telecomの前身の政府組織時代より電気通信事業で協力しており、1973年より固定電話用の通信設備を納入してきた実績がある。

長期にわたる緊密な関係に基づき5Gでも協力すると説明している。

Chunghwa Telecomは2020年7月に5Gサービスを商用化する計画で、NokiaはChunghwa Telecomとともに台湾で最初の5Gサービスの商用化を目指すという。

Nokiaは台湾中部と台湾南部の5Gネットワークの構築を担当すると説明しており、台湾中部と台湾南部以外はEricssonが担当すると思われる。

なお、Chunghwa Telecomは5G向け周波数として3.5GHz帯は3420~3510MHzの90MHz幅、28GHz帯は27900~28500MHzの600MHz幅を取得している。

5Gの通信方式としてNR方式を採用し、ノンスタンドアローン(NSA)構成で商用化する計画である。

Ericsson
Nokia

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