OnePlus 8とOnePlus 8 Proは4モデルを用意、5G NRの対応バンドが判明

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中国のOnePlus Technology (Shenzhen) (深圳市万普拉斯科技)はスマートフォン「OnePlus 8」および「OnePlus 8 Pro」を公開した。

いずれもOnePlus 8シリーズのハイスペックなスマートフォンである。

OnePlus 8およびOnePlus 8 Proは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応するが、特定の移動体通信事業者(MNO)版を除いてオープンマーケット向けには中国版、国際版、インド版、北米版の4モデルが用意されており、それぞれNR方式の対応周波数が異なる。

中国版は中国本土、国際版はタイと中東および欧州、インド版はインド、北米版はカナダおよび米国で販売することが決まっている。

OnePlus 8およびOnePlus 8 Proのグローバルにおける発表に伴い、国際版、インド版、北米版の詳細なスペックが公表されており、NR方式の対応周波数が判明した。

中国版の詳細は中国本土向けに改めて発表される予定である。

NR方式の周波数はNR Bandとして定義されており、国際版はFDDが2.1GHz帯のn1、1.8GHz帯のn3、2.6GHz帯のn7、700MHz帯のn28、TDDが3.5GHz帯のn78に対応する。

インド版はn78のみに対応することが分かっている。

北米版はFDDが1.9GHz帯のn2、850MHz帯のn5、1.7GHz帯のn66、600MHz帯のn71、TDDが2.5GHz帯のn41を利用できる。

国際版のn1、n3、n7、n28はソフトウェアのアップデートを通じて対応する予定であるため、発売当初はn78のみ対応することになる。

なお、端末側と移動体通信事業者側のNR Bandが一致してもNR方式を利用できない場合があり、NR方式のノンスタンドアローン(NSA)構成ではLTE方式とNR方式のデュアルコネクティビティ(E-UTRA-NR Dual Connectivity：EN-DC)の組み合わせも考慮する必要がある点を留意しておきたい。

欧州ではベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ノルウェー、スペイン、スウェーデン、英国で2020年4月21日、北米ではカナダおよび米国で2020年4月29日にOnePlus 8およびOnePlus 8 Proを発売する予定である。

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