米国のU.S. Cellularが5Gサービスを開始
- 2020年04月19日
- 海外携帯電話
米国の移動体通信事業者(MNO)でU.S. Cellularとして事業を行うUnited States Cellular Corporationは第5世代移動通信システム(5G)の提供を開始していることが分かった。
アイオワ州およびウィスコンシン州の都市部と農村部の一部で5GのNR方式に準拠した5Gサービスを提供している。
初期の段階に5Gサービスを利用できる具体的な都市も案内しており、アイオワ州ではシーダー・ラピッズ、ダベンポート、デモイン、ダビューク、ウォータールー、ウィスコンシン州ではグリーン・ベイ、マディソン、ミルウォーキー、オシュコシュ、ラシーンで5Gサービスを利用できる。
5Gサービスに対応した端末としては4機種のスマートフォンを提供しており、韓国のLG Electronics製のLG V60 ThinQ 5G、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy S20、Samsung Galaxy S20+、Samsung Galaxy S20 Ultraを取り扱う。
なお、United States Cellular CorporationはSamsung Galaxy S20、Samsung Galaxy S20+、Samsung Galaxy S20 Ultraの発売に伴い5Gサービスを商用化した。
NR方式の周波数は600MHz帯を使用しており、NR BandはFR1のn71となる。
n71を導入した移動体通信事業者は世界的にみても米国の移動体通信事業者であるT-Mobile USAに次いで2社目である。
NR方式の通信設備はスウェーデンのEricsson、フィンランドのNokia、Samsung Electronicsより調達している。
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