LGエレクトロニクス、LG VELVETを中南米で順次発売
- 2020年08月29日
- Android関連
韓国のLG Electronicsはスマートフォン「LG VELVET」を中南米の国々で順次発売すると発表した。
LG Electronicsは2020年5月15日に韓国で最初にLG VELVETを発売しており、それ以降はLG VELVETを展開する国や地域を拡大してきた。
2020年8月までに16の国と地域でLG VELVETを発売しており、2020年9月からは中南米の国々にも拡大する予定という。
中南米では2020年9月10日にメキシコ、2020年9月17日にブラジル、具体的な日程は決定していないが、2020年10月にはパナマ、コロンビア、ペルー、チリ、2020年11月にはアルゼンチンでLG VELVETを発売することが決まっている。
2020年12月末までに中南米を含めて30以上の国と地域でLG VELVETを発売する計画を示している。
LG VELVETには5G版と4G版を用意しており、5G版では高速な通信を実現する第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を利用できる。
LG Electronicsは顧客の要望や移動体通信事業者(MNO)の5Gの導入状況を考慮して5G版または4G版の展開を決定しており、中南米ではすべての国で4G版を投入する。
中南米ではブラジルの移動体通信事業者であるClaroが2020年7月14日に5Gサービスを商用化したが、帯域幅も提供エリアも限定的で5Gの特徴を生かせる状況ではない。
ほかの中南米の移動体通信事業者は5Gサービスの商用化にも至っていない。
中南米は世界的に見て5Gの導入が遅れている地域で、LG Electronicsは中南米を5Gの構築の初期段階にあると認識している。
そのため、中南米では5G版より4G版が適していると考え、中南米ではすべての国で4G版のLG VELVETを販売することになった。
なお、LG VELVETの5G版はチップセットがQualcomm Snapdragon 765 5G Mobile PlatformまたはQualcomm Snapdragon 765G 5G Mobile Platformのいずれかで、4G版はチップセットがQualcomm Snapdragon 845 Mobile Platformとなる。
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