タイ向けにSony Xperia 1 IIを発表、製造国で10月2日に発売

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Sonyのタイ法人であるSONY THAIはSonyの完全子会社であるSony Mobile Communications製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「Sony Xperia 1 II (XQ-AT52)」をタイ向けに発表した。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したハイスペックなスマートフォンである。

OSにはAndroid 10を採用する。

チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformで、CPUはオクタコアとなっている。

ディスプレイは約6.5インチ4K(1644*3840)有機ELを搭載している。

カメラはリアに3個の約1200万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。

通信方式はNR (FR1, FDD) 2100(n1)/1800(n3)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2/B25)/ 1800(B3)/1700(B4/B66)/1500(B32)/ 900(B8)/850(B5)/800(B19/B20/B26)/ 700(B12/B13/B17/B28/B29) MHz, LTE (TDD) U-NII(B46)/2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。

SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。

Bluetooth 5.1、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)、NFCも利用できる。

システムメモリの容量は8GBで、内蔵ストレージの容量は256GBである。

IPX5/IPX8に準拠した防水性能およびIP6Xに準拠した防塵性能を備える。

電池パックは内蔵式で、容量は4000mAhとなる。

充電端子はUSB Type-Cを採用し、無線充電も利用できる。

カラーバリエーションはPurpleとBlackの2色から選べる。

タイでは2020年9月17日から2020年9月30日まで予約を受け付けており、2020年10月2日に発売する予定である。

価格は35,990タイバーツ(約122,000円)となっている。

Sony Xperia 1 IIの製造はSonyの完全子会社でタイのSony Technology (Thailand)がパトゥムターニー県のバーンカディー工業団地で所有および運営する工場で行うため、製造国で販売を開始することになる。

なお、タイの移動体通信事業者としてはAISとして展開するAdvanced Wireless Network (AWN)およびTrueMove Hとして展開するTrue Move H Universal Communication (TUC)がNR方式に準拠した5Gサービスを商用化しているが、いずれもNR (FR1, TDD) 2500(n41) MHzを導入している。

そのため、Sony Xperia 1 IIでは発売時点でタイの移動体通信事業者が提供する5Gサービスを利用できない。

SONY THAI