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docomo スマートフォン Xperia ray SO-03C レビュー



docomo向けのSony Ericsson Mobile Communications製W-CDMA/GSM端末「docomo スマートフォン Xperia ray SO-03C (以下、SO-03C)」を触ったので、SO-03Cについて感じたことを簡単に書いておこうと思う。
SO-03Cは非常にコンパクトでスタイリッシュなスマートフォンである。
コンパクトで軽いので、片手でも簡単に操作が可能で持っていてもストレスを感じなかった。
カラーバリエーションはPinkとGoldとWhiteの3色展開となっている。
Pinkは赤色に近い色で、マゼンタと言っても良いのではないかという印象だった。
Goldはシャンパンに近い色で、上品な印象を持った。
Whiteは綺麗な純白で、無難な色だなと感じた。
Blackも用意しておいてもらいたかったところであるが…
ナビゲーションキーは左からクリアキー、ホームキー、メニューキーとなっている。
ホームキーの輪郭は各色に応じて、三日月形のアクセントが入っている。
三日月形のアクセントの部分はイルミネーションとなっており、場面に応じて様々な色に光る。
ホームキーは物理的なキーで、クリアキーとメニューキーはタッチセンサ方式となっている。
クリアキーとメニューキーの反応はあまり速くないように感じた。
ホーム画面はdocomoから販売されているXperia arc SO-01C (以下、SO-01C)やXperia acro SO-02C (以下、SO-02C)とほぼ同じUIである。
ホームアプリのバージョンが新しくなっており、テーマの変更等の新機能が追加されている。
ホーム画面でピンチ操作を行うとウィジェットを集めることが可能であるが、この時にウィジェットを集めた状態の表示も僅かであるが変更されている。
Sony Ericssonホームのバージョンは2.0.A.0.22となっている。
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テーマを変更すると連動してホーム画面やアプリケーション一覧画面やメニュー画面の背景色が連動して変更される。
ホーム画面でディスプレイ長押しか、メニューキー短押しでテーマを設定することが可能である。
テーマはWillow、Onyx、Sunflower、Flow、Orchid、Fluorite、Rubyの7種類から選択することが可能である。
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ホーム画面は5面となっている。
下の5つのアイコンは、どの画面においても固定となる。
真ん中のアプリケーション一覧画面へアクセスするアイコン以外はユーザーが変更することが可能なので、使用頻度が高いアプリケーションを配置しておくと便利だろう。
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アプリケーション一覧画面では、アプリケーションの並び順をカスタム並べ替え、アルファベット順、よく使うアプリ、最近インストールしたアプリの4種類から選択することが可能だ。
並び順の変更はアプリケーション一覧画面において、左下にある下矢印方向のアイコンをタッチすることによって変更することが可能である。
カスタム並べ替えを選択した時に、右下にある4つの四角形が田の字のように並んだアイコンをタッチするとアプリケーションの並び順を自由に変更することが出来る。
右下にある4つの四角形が田の字のように並んだアイコンをタッチすると、アプリケーションのアイコンがユラユラと揺れるので、タッチした状態でドラッグをして好きな位置に配置すれば良い。
また、アプリケーションのアイコンがユラユラと揺れた状態で、赤色のバツ印が付いたアプリケーションを直接アンインストールすることも可能となっており、この機能は並び順に関係なく利用することが出来る。
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ディスプレイはSO-01CやSO-02Cと同様にクリアブラックパネルを採用している。
クリアブラックパネルを採用していないXperia mini pro SK17iと比べてみると、SO-03Cは鮮やかでクッキリとした発色で綺麗なディスプレイであった。
黄味を帯びていたり青白すぎたりといった変な発色は特に見られず、リアリティのある発色であった。
SO-03Cのディスプレイの横幅はSK17iのディスプレイより幅が狭かったが、縦はSO-03Cの方が長くなっている。
ディスプレイのアスペクト比が16:9なので、HD動画を画面にフル表示して再生することが可能だ。
アニメーションをONにするとディスプレイのバックライをが消えるときに、面白いエフェクトがあるので是非とも試してもらいたいところである。
タッチパネルの反応は良好で、大きな不満が出ることはないと思われる。
ディスプレイはマルチタッチに対応しているので、同時に何点まで検出可能か検証してみた。
マルチタッチの検出点数はMultiTouch Testerというアプリケーションを使用して検証した。
約3.3インチと小型の液晶であるが、驚いたことに10点も同時検知が可能であった。
手の指は両手で計10本なので、それ以上の点数が検知可能かどうかを調べることは出来なかった。
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カメラは裏面照射型CMOSイメージセンサを搭載しており、暗さに強いとのことであるが暗い場所で試すことは出来なかった。
シャッタースピードはそこそこ早い印象である。
ディスプレイのどこかをタッチすると撮影が可能なタッチ撮影が便利であると感じた。
動画撮影は720pHD(1280*720)に対応しているが、動画撮影に関しては特に試していない。
一応、SO-03Cで撮影した静止画を持ち帰ってきた。
下記の画像をクリックすると、フルサイズでSO-03Cの作例を閲覧することが出来る。
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ブラウジングを試してみた。
画面が小さいので少し窮屈な印象であったが、解像度はFWVGA(480*854)と画面サイズの割には高解像度なので小さな文字でもハッキリと表示してくれた。
マルチタッチの操作は概ね良好であるが、重いページになるとカクカクした状態になった。
重いページでの動作をSK17iと比べてみたが、SK17iよりも僅かに動きがぎこちない印象であった。
SO-03Cの方が解像度が高いため、重いページで差が出てくるのは仕方がないとも言えるだろう。
普通に使う上では、特に大きな不満はないと思う。
ブラウザの操作で当ブログにもアクセスして、SO-03Cのユーザーエージェントを取得しておいた。
SO-03Cのユーザーエージェントは下記の通り。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.3; ja-jp; SonyEricssonSO-03C Build/4.0.D.2.61) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
日本語入力システムはPOBox Touchを搭載している。
POBox Touchのバージョンは4.3となっている。
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内蔵ストレージを確認してみた。
空き容量は298MBとなっていた。
端末は状態は初期状態に近い状態であった。
個人的には、もう少し内蔵ストレージを増やして欲しいと思うところである。
外部メモリは最大でmicroSDHC 32GBに対応する。
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複数のベンチマークアプリケーションで性能測定を複数回行ってみた。
使用したアプリケーションはAntutu Benchmark、Linpack for Android、NenaMark1、NenaMark2、Quadrant Standard Editionの5種類である。
Antutu Benchmarkではトータルスコアが2800~2900台、Linpack for Androidのシングルスレッド処理では37~38台、NenaMak1では44~45台、NenaMak2では14台、Quadrant Standard Editionでは1300~1500台だった。
SO-03CのFingerprintは下記の通り。
1024.0MHz docomo/SO-03C_1250-8604/SO-03C:2.3.3/4.0.D.2.61/wjf_3w:user/release-keys
ベンチマークアプリケーションでの測定結果は、状態によって数値が前後するのであくまでも参考程度にしておいてもらいたい。
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最後に、今回レビューした端末の端末情報を掲載しておく。
モデル番号:SO-03C
Androidバージョン:2.3.3
ベースバンドバージョン:8x55A-AAABQOAZM-20302204-41
カーネルバージョン:2.6.32.9-perf SEMCUser@SEMCHost #1
ビルド番号:4.0.D.2.61

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Service Menuに入る隠しコマンドは“*#*#7378423#*#*”でOKだった。
対応バンドがW-CDMA 2100(I)/1900(II)/850(V)/800(VI) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzであることを確認した。
Type NumberはAAD-3880118-CVであった。
全体を通して、動作は概ね好印象だった。
設定項目ではSO-02Cと同様のネットワークオペレータを検索する項目は無かった。
レビューした端末は製品版ではないので注意しておいてもらいたいところである。
動作等の感じ方は現在使っている端末の違いや個人の感覚によって左右されるので、実際に購入を検討している場合は実際に触ってみてから判断することを強く勧める。
思い出したことがあれば、当記事に追記していく予定である。
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“docomo スマートフォン Xperia ray SO-03C レビュー” への2件のフィードバック

  1. ラテ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    女性をかなり意識した製品に仕上がっていますね。約100gにしたというのも努力のあとがうかがえます。

  2. ぱおぱお より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >ラテさん
    コンパクトで軽いのでとても持ちやすいですね。
    質感も良いですし、女性からの支持は多そうです。

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