インドにおける2020年9月の携帯電話加入件数が判明
- 2020年12月24日
- 海外携帯電話
インドの政府機関で電気通信分野の規制を管轄するインド電気通信規制庁(Telecom Regulatory Authority of India:TRAI)は2020年9月における電気通信分野の統計資料を発表した。
インドにおける2020年9月20日時点の移動体通信サービスの加入件数が判明している。
アーバンエリアでは前月20日の約6億2,493万件から増加して約6億2,616万件、ルーラルエリアでは前月20日の約5億2,299万件から減少して約5億2,242万件、アーバンエリアとルーラルエリアの合計は前月20日の約11億4,792万件から増加して約11億4,858万件となった。
移動体通信事業者(MNO)別の加入件数の占有率も公表されている。
なお、移動体通信事業者別の加入件数の占有率は2020年9月末時点の情報となっている。
1位がReliance Jio Infocomm Limitedで占有率は約35.19%、2位がBharti Airtel Limitedで約28.44%、3位がVodafone Idea Limitedで約25.73%、4位がBharat Sanchar Nigam Limited (BSNL)で約10.36%、5位がMahanagar Telephone Nigam Limited (MTNL)で約0.29%、6位がReliance Communications Ltdで約0.001%である。
すべての移動体通信事業者のうち国有企業が2社で約10.65%で、ほかの民間企業が約89.35%となり、前月から変動がない。
国有企業のBharat Sanchar Nigam LimitedとMahanagar Telephone Nigam Limitedはそれぞれ事業を行う対象区域が異なるため、相互に国内ローミングを受け入れている。
2020年9月における移動体通信事業者別の純増数と純減数も判明している。
最大の純増数はBharti Airtel Limtiedで3,779,891件、最大の純減数がVodafone Idea Limitedの4,653,678件となった。
これまで、圧倒的な純増数で加入件数を伸ばしてきたReliance Jio Infocomm Limitedは2020年9月も1,461,343件と引き続き大幅な純増を記録したが、2020年9月の純増数では前月に続けてBharti Airtel Limtiedが上回った。
また、Vodafone Idea Limitedは大幅な純減を止められず、占有率が低下する傾向も続いている。
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