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Samsung Galaxy A22 5Gの製造は外部委託に、Wingtechが担当



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が準備中のスマートフォン「Samsung Galaxy A22 5G」は製造を外部委託したことが分かった。

Samsung Electronics製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-A226B」が2021年5月17日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を取得した。

FCC IDはZCASMA226B。

モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) 850(n5) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/1900(B2)/850(B5) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。

すでにBluetooth SIGの認証を取得しており、Samsung Galaxy A22 5Gの型番のひとつとなる。

FCCで公開された資料には仕様の一部などが掲載されており、通信方式はNR (FR1, FDD) 2600(n7)/2100(n1)/1800(n3)/ 900(n8)/850(n5)/ 800(n20)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 4500(n79)/3500(n78)/ 2600(n38)/2500(n41)/2300(n40) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/900(B8)/850(B5)/ 800(B20)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/2300(B40) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はノンスタンドアローン(NSA)構成で動作し、SIMカードはシングルSIM版とデュアルSIM版を用意する。

電池パックの容量は4900mAhとなっている。

ラベルが公開されており、製造国は中国と記載されている。

Samsung Electronicsは中国でスマートフォンの製造を行う工場を保有しておらず、製造を外部に委託することが確定した。

FCCで公開された資料の一部では記述者の連絡先として中国のWingtech Technology (聞泰科技)が記載されており、Wingtech Technologyが製造を担当したことが決定的となった。

Samsung Electronicsのスマートフォンには自社で開発および製造を行う機種と、JDM方式で開発および製造する機種が存在する。

JDM方式では開発の一部をSamsung Electronicsが行うが、基本的に開発および製造は外部委託となる。

そのため、Samsung Galaxy A22 5Gは開発および製造をWingtech Technologyに委託したスマートフォンと考えられる。

FCC

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