Nexus Oneの別タイプ?がFCC通過!!

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HTC製のスマートフォン「PB99110」が2010/01/291付けでFCCを通過した。

FCCIDはNM8PB99110。

PB99シリーズはPB99110以外にPB99100の存在が確認されている。

PB99100はNexus Oneという名称で販売されているモデルのことである。

PB99100と今回通過したPB99110は同じPB99シリーズなので、HTCのメーカー型番の命名規則から考えるとハードウェアの仕様は同じと考えられる。

既に販売されているNexus One(PB99100)が対応している3GネットワークはW-CDMA2100/1700(1721)/900で、PB99110が対応している3GネットワークはW-CDMA2100/1900/850である。

GSMネットワークは共にGSM1900/1800/900/850である。

W-CDMA17001900/850を採用しているキャリアはアメリカのAT&TやカナダのRogers等が該当する。

因みに、W-CDMA850はW-CDMA800を内包しているため、W-CDMA800を利用しているNTTdocomoのFOMAプラスエリアでも使用出来る可能性がある。

Googleは現在Nexus Oneが販売されている地域以外でも今後展開させることを明言しているので、PB99110はPB99100が販売されている地域とは別の地域でも発売されるのかもしれない。

ただ、今回通過したPB99110はラベルにNexus Oneと記載されていないので、Nexus Oneを名乗るかは不明。

Nexus Oneと同型モデルでキャリアモデルとして発売されることも考えられる。

HTC Bravoはトラックボールの代わりに光学式ポインターが搭載されていたりとハードウェア仕様が異なるのでPB99シリーズではないと思う。

そう遠くないう内に何らかのアナウンスがあると思うのでそれまで待ちたい。

FCCの文書によるとPB99110はHSDPA7.2Mbps/HSUPA2.0Mbpsに対応している。

Wi-FiはIEEE 802.11 b/gに対応していると記載されている。

因みに、PB99110は既にWi-Fi認証を通過している。

FCCではラベルが公開されている。

ラベルの形状はほぼ同じだが、サイズは僅かに異なっている。

PB99110のラベルには欧州評議会(CE)のマークが記載されていないので欧州では販売されないのかもしれない。

1枚目がPB99110のラベルで、2枚目がPB99100のラベル。

･FCC(PB99110)

https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=953214&fcc_id=’NM8PB99110′

･Wi-Fi認証(PB99110)

http://certifications.wi-fi.org/pdf_certificate.php?cid=WFA8473

･Google公式(Nexus One)

http://www.google.com/phone/

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