Sony Ericsson Xperia X8を発表!!
- 2010年08月13日
- Android関連
Sony Ericssonはスマートフォン「Xperia X8」を発表した。
コードネームがShakiraとして知られていた端末である。
OSにはAndroid 1.6を採用している。
現状ではAndroid 1.6だが、Android 2.1へのアップデートも考えているという。
Xperia X8はXperia X10とXperia X10 miniの中間サイズのモデル。
Xperia X10 mini proのようなハードウェアキーボード搭載モデルは用意されていない。
ディスプレイサイズは3.0インチで解像度はHVGA(320*480)となっている。
Xperia X10の4.0インチFWVGA(480*854)とXperia X10 miniの2.55インチQVGA(240*320)の中間的なサイズとなっている。
カメラの画素数はXperia X10の810万画素やXperia X10 miniの500万画素よりも低画素で320万画素となっている。
LEDフォトライトは搭載していない。
チップセットはXperia X10 miniと同じでQualcomm社製のMSM7227を採用している。
CPUの動作周波数は600MHzとなっている。
UIはXperia X10よりXperia X10 miniの方に近い感じ。
カラーバリエーションは5タイプ用意している。
電池容量はXperia X10の1500mAhより少なく1200mAhとなっている。
今回も、他のSony Eircsson製端末と同様に周波数が異なる2タイプのモデルが用意されている。
Xperia X8の製造型番はX8iとX8aではなく、全世界モデルはE15iでアメリカ州向けモデルはE15aとなっている。
それぞれ異なるのはW-CDMAネットワークの周波数で、E15iがW-CDMA 2100/900 MHzに対応しておりE15aがW-CDMA 2100/1900/850/800 MHzに対応している。
Xperia X10の世界向けモデルX10iはW-CDMA 1700 MHz(AWS)にも対応していたが、E15iは非対応となっている。
W-CDMA 1700 MHz(AWS)はT-Mobile USの3Gネットワークで利用されている周波数である。
Sony Ericsson製の多くのアメリカ州モデルはW-CDMA 2100/1900/850 MHzに対応しているが、E15aはW-CDMA 2100/1900 MHzに加えてW-CDMA 800 MHzにも対応している。
プレスリリースにはW-CDMA 850 MHzは記載されていないが、通常のアメリカ州向けモデルはW-CDMA 850 MHzも対応しているので、W-CDAM 850 MHzに対応していないことは考えにくい。
また、製品紹介ページではW-CDMA 800 MHzが記載されておらず、W-CDMA 850 MHzと記載されている。
どちらか若しくは両方が、間違えている可能性があるが、以下プレスリリースに記載されている通りW-CDMA 800 MHzに対応しているとして書いていく。
W-CDMA 800 MHzはNTTdocomoが利用しているFOMAプラスエリアの周波数である。
Sony Ericsson製のグローバルモデルでW-CDMA 800 MHzに対応するのはXperia X10のアメリカ州モデルX10aとXperia X10の日本向けモデルSO-01Bのみである。
FOMAプラスエリアに対応したX10aとハードウェアが同一のモデルがNTTdocomoからSO-01Bが出たように、E15aとハードウェアが同一のモデルがNTTdocomo向けに投入される可能性は高いと考えられる。
NTTdocomoへの投入をあらかじめ予定しておりW-CDMA 800 MHzに対応させているのであれば、Xperia X10と同様に世界の先陣を切る形で日本国内で発売されることも充分に考えられるでしょう。
Xperia X8のプレスリリースにはXperia X10/Xperia X10 mini/Xperia X10 mini proのOSバージョンアップに関する記述もある。
2010年第3四半期以降に順次アップデート予定だというので、NTTdocomoから発売されているSO-01Bも早期にバージョンアップが行われることを期待したい。
Sony EricssonはXperia X8以外にSony Ericsson YendoとSony Ericsson Cedarも発表している。
YendoはWalkmanケータイでモバイルネットワークはGSMのみに対応。
CedarはW-CDMA/GSMに対応したストレートタイプの端末である。
Sony Ericsson Xperia X8の主なスペックは下記の通り。
形状:ストレート
サイズ(長さ×幅×厚さ):約99.0×54.0×15.0(mm)
質量:104(g)
Type Number:[E15i] AAD-3880091-BV, [E15a] AAD-3880092-BV
OS:Android 1.6 [Donut]
CPU:Qualcomm MSM7227
CPU動作周波数:600 MHz
3G通信方式:[E15i] W-CDMA 2100/900 MHz, [E15a] W-CDMA2100/1900/850 MHz
2G通信方式:GSM 1900/1800/900/850 MHz
3Gパケット通信:HSPA (HSDPA 7.2 Mbps, HSUPA 2.0 Mbps)
2Gパケット通信:EDGE, GPRS
メインディスプレイ方式:TFT液晶
メインディスプレイサイズ:約3.0インチ
メインディスプレイ解像度:HVGA(320*480)
メインディスプレイ最大同時発色数:16777216色
タッチパネル:静電容量式
サブディスプレイ:非搭載
メインカメラ画素数:約320万画素
メインカメラ方式:CMOS
動画撮影:対応
サブカメラ:非搭載
外部メモリー:microSD最大2GB/microSDHC最大16GB
Bluetooth:2.0+EDR
USB通信:対応
無線LAN:Wi-Fi IEEE 802.11 b/g
GPS:A-GPS
電池パック:リチウムイオン電池
電池容量:1200mAh
カラーバリエーション:White, Dark Blue/ White, Aqua Blue/ White, Pink/ White, Silver/ White
☆追記(2010/08/13)
Xperia X8がSony Ericssonより発表された時のプレスリリースにはアメリカ州向けモデルはW-CDMA 800 MHzも対応との記載があったが、Sony Ericsson公式のXperia X8製品紹介ページやSony Ericsson Developer Worldで閲覧出来るXperia X8のWhite PaperではE15aはW-CDMA 2100/1900/850 MHzに対応との記載されており、プレスリリース以外ではW-CDMA 800 MHzに関する記載は一切ない。
よって、プレスリリースに記載されている内容が誤記載で、FOMAプラスエリアには非対応であるという可能性もあるので追記しておいた。
・Sony Ericsson(プレスリリース)
http://www.sonyericsson.com/cws/corporate/press/pressreleases/pressreleasedetails/xperiax8pressreleasefinal-20100616
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