ソニエリ製AAD-3880098-BVが技適通過!! Xperia後継、SO-02Cか!?

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技術基準適合証明又は工事設計認証を8月に通過した端末が公示された。
Sony Ericsson製のW-CDMA端末「AAD-3880098-BV」がNTT docomoの周波数で通過していることが判明した。
日本向けのSony Ericsson製端末は、商品型番で技適を通過させる前にPTX-から始まるメーカー型番で技適を通過させることが多いが、グローバルモデルをベースにした端末は商品型番で通過させる前にType Numberで通過させる。
因みに、Type NumberはSony Ericsson製の全ての端末に与えられており、グローバルモデルがベースではない日本向けの端末にも与えられていたりする。
AAD-3880098-BVは下記の無線種別で通過している。
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
モバイルネットワークはW-CDMA 2100 MHzだけではなくW-CDMA 800 MHzでも通過している。
W-CDMA 800 MHzといえば、NTT docomoのFOMAプラスエリアとして使用している周波数。
東名阪バンド(W-CDMA 1700 MHz)には非対応である。
わざわざW-CDMA 800 MHzでも通過しているということは、NTT docomo向けに端末供給するつもりなのだろう。
モバイルネットワーク以外ではBluetoothや無線LANの周波数で通過している。
東名阪バンドに非対応で無線LANに対応という傾向はスマートフォンに多くみられる傾向であるし、Sony EricssonはNTT docomo向けにはスマートフォンのみ投入する意向であるということも聞いたことがあるので、とりあえずAAD-3880098-BVはスマートフォンでしょう。
気になるのは、AAD-3880098-BVがどのような端末であるかだ。
Sony Ericsson製でNTT docomoの周波数で通過している未発表端末(Type Number)はAAD-3880098-BV以外にAAD-3880094-BVもある。
AAD-3880094-BVは5月に技適を通過しており、Xperia X10の後継ではない未発表のグローバルモデルベースであると推測してる。
AAD-3880094-BVについてその様に推測する理由は別に記事を書いているので、そちらを参照してもらいた。
今回、存在が判明したAAD-3880098-BVは8月に技適を通過している。
SO-01BのType NumberであるAAD-3880074-BVは9月に技適を通過している。
AAD-3880074-BVが技適を通過してから約1年ということなのでもうそろそろAAD-3880074-BVの後継機、即ちXperia X10の後継機が通過しても良い頃ではあると考える。
SO-01BがType NumberであるAAD-3880074-BVで技適を通過した時は、同月にXperia X10の全世界向けモデルX10iがType NumberであるAAD-3880056-BVで技適を通過している。
今回も、AAD-3880098-BVだけでなくAAD-3880097-BVも同月に技適を通過している。
AAD-3880097-BVはAAD-3880056-BV(X10i)と同様にモバイルネットワークはW-CDMA 2100 MHzのみで通過しており、NTT docomo向けではなく全世界向けモデルになると考えられる。
Sony Ericsson製の全世界向けモデルはType Numberで技適を通過することもよくあり、Xperia X10i以外にもVivaz U5iやVivaz pro U8i等もType Numberで技適を通過している。
AAD-3880097-BVとAADA-3880098-BVは数字が連番になっているので、周波数違いになると思われる。
例外はあるものの、数字が連番になっている場合は、周波数違いのモデルである場合が非常に多い。
ここで、約1年以内に発表されたSony Eircsson製スマートフォンのType Numberを見てみようか。
AAD-3880001-BV Xperia X1i
AAD-3880002-BV Xperia X1a
AAD-3880043-BV Xperia X2i
AAD-3880044-BV Xperia X2a
AAD-3880061-BV Aspen M1i
AAD-3880062-BV Aspen M1a
AAD-3880058-BV Vivaz U5i
AAD-3880059-BV Vivaz U5a
AAD-3880070-BV Vivaz U5at
AAD-3880077-BV Vivaz pro U8i
AAD-3880076-BV Vivaz pro U8a
AAD-3880056-BV Xperia X10i
AAD-3880074-AV Xperia X10a
AAD-3880074-BV Xperia X10 SO-01B
AAD-3880069-BV Xperia X10 mini E10i
AAD-3880068-BV Xperia X10 mini E10a
AAD-3880072-BV Xperia X10 mini pro U20i
AAD-3880071-BV Xperia X10 mini pro U20a
AAD-3880091-BV Xperia X8 E15i
AAD-3880092-BV Xperia X8 E15a
よって、AAD-3880097-BVは全世界向けモデルでAAD-3880098-BVはAAD-3880098-BVと周波数違いのモデルでNTT docomoに投入されると推測している。
因みに、AAD-3880093-BVがAAAD-3880094-BVと近い日付で技適を通過しており、AAD-3880093-BVは全世界向けモデルで、AAD-3880094-BVと周波数違いになると考えられる。
AAD-3880097-BVに該当する端末は発表されておらず、それの周波数違いと思われるAADA-3880098-BVも当然ながら未発表端末である。
AAD-3880093-BV/AAD-3880094-BVはXperia X10の後継機としては技適通過時期が早すぎると思うのでXperia X10の後継機である可能性は否定していたが、AAD-3880097-BV/AAD-3880098-BVはXperia X10の後継機である可能性は高いと言えるでしょう。
Xperia X10の後継機でNTT docomo向けと言うことは、SO-01Bの後継機になるわけである。
もしかしたらSO-01Bと同様に発表会は別に行われるかもしれない。
AAD-38880098-BVが製品化されてNTT docomoから発売されるとしても、技適通過時期から考えて来春頃になるのでしょう。
AAD-3880094-BVとAAD-3880098-BVの両方がNTT docomo向けに製品化されるのであれば、AAD-3880094-BVがSO-01CでAAD-3880098-BVがSO-02Cになるのでしょうかね。
Sony Ericssonはスタイリッシュなスマートフォンが多いので、期待したいところである。
あ、画像は適当だから気にしないでね。


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