米Apple、2023会計年度第1四半期の業績を発表
- 2023年02月03日
- Apple関連
米国(アメリカ)のAppleは2023会計年度第1四半期の業績を発表した。
2022年12月31日に終了した3か月間となる2023会計年度第1四半期の連結売上高は前年同期比5.5%減の1,171億5,400万米ドル(約15兆610億円)、当期純利益は前年同期比13.4%減の299億9,800万米ドル(約3兆8,572億円)である。
2023会計年度第1四半期は四半期ベースの前年同期比としては2019年3月30日に終了した3か月間となる2019会計年度第2四半期以来で約3年9か月ぶりの減収減益を記録することになった。
業績の発表に伴い連結売上高の詳細な地域別内訳および製品別内訳も判明している。
地域別内訳は米州(アメリカ州)が42.1%、欧州(ヨーロッパ)が23.6%、中華圏が20.4%、日本が5.8%、その他のアジア太平洋地域が8.1%となっている。
米州には北米(北アメリカ)、中米(中央アメリカ)、南米(南アメリカ)、カリブ海地域、中華圏には中国本土(中国大陸)、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾を含み、その他のアジア太平洋地域には中華圏および日本を含まない。
製品別内訳はiPhoneが56.1%、Macが6.6%、iPadが8.0%、ウェアラブルとホームおよびアクセサリが11.5%、サービスが17.7%となった。
なお、製品別内訳の合計値は100%とならないが、数値を四捨五入して表記したためである。
前年同期比で地域別内訳では全部の地域、製品別内訳ではiPadとサービスを除いた全部の製品で減収を記録することになった。
製品別内訳ではiPhoneが過半を占めており、Appleにとって最大の主力製品であることに変わりはない。
携帯端末の新製品としては2023会計年度第1四半期にはiPadの新製品を発売した。
2022年10月26日に11インチiPad Pro(第4世代)、12.9インチiPad Pro(第6世代)、iPad(第10世代)の販売を開始している。
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