KDDIと沖縄セルラー電話、トルコとの国際電話などを無償化

KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)はトルコとの国際電話などの料金を期間限定で無償化すると発表した。

2023年2月6日に発生したトルコ南東部を震源とする大規模な地震とその余震の影響を考慮して、複数の国際サービスで一部の料金を無償化する措置を行う。

対象の期間は2023年2月6日から2023年3月5日である。

表記の期間は日本標準時を基準とする。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyは2023年2月17日付けで発表したが、2023年2月6日から2023年2月16日までの利用分も適用の対象となる。

対象期間の利用分は一度請求したうえで、翌月以降の請求で返金とする場合があるという。

対象の顧客はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyが展開する携帯通信サービスとしてはau、UQ mobile、povo1.0とpovo2.0を利用する顧客である。

対象のサービスは国際電話、国際SMS、国際ローミングとなっている。

国際電話は日本からトルコへの国際電話に係る料金、国際SMSは日本からトルコへの国際SMSの送信に係る料金、国際ローミングはトルコに渡航中の顧客が利用した音声通話およびSMSの送信に係る料金が対象となる。

povo2.0では国際ローミングを提供していないため、国際ローミングはau、UQ mobile、povo1.0で適用できることに留意しておきたい。

トルコで国際ローミングを利用する場合はTT Mobil Iletisim HizmetleriおよびTurkcell Iletisim Hizmetleriの2社が対象の移動体通信事業者(MNO)となっている。

両社とも国際ローミングで第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式、第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に対応する。

国際ローミングの詳細はauの公式ウェブサイトで確認できる。

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