衛星通信に対応した5Gスマホmotorola defy 2を発表、価格は約8.2万円

Tweet

英国(イギリス)のBullitt MobileはNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「motorola defy 2」を発表した。

Non-Terrestrial Network (NTN)向け第5世代移動通信システム(5G)の5G NTNに対応したスマートフォンである。

世界初の5G NTNに対応した商用のスマートフォンのひとつで、携帯通信の標準技術で衛星経由の通信を行える。

米国(アメリカ)のMotorola Mobilityと連携して開発を行い、米国のMotorola Trademark Holdingsが保有する商標を使用して展開する。

OSにはAndroid 12を採用している。

チップセットはMediaTek Dimensity 930を搭載しており、CPUはオクタコアとなっている。

ディスプレイはリフレッシュレートが最大120Hzの約6.6インチFHD+(1080*2408)液晶となる。

カメラはリアにメインの約5000万画素CMOSイメージセンサ、広角カメラの約800万画素CMOSイメージセンサ、マクロ用の約200万画素CMOSイメージセンサで構成するトリプルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。

通信方式はNR (FR1, FDD) n2/n5/n25/n26/n28/ n66/n70/n71/n255/n256, NR (FR1, TDD) n38/n41/n48/n77/n78, LTE (FDD) B1/B2/B3/B4/B5/ B7/B8/B20/B23/B28, LTE (SDL) B32, LTE (TDD) B38/B39/B40/B41, W-CDMA I/II/IV/V/VIII, GSM 850/900/1800/1900に対応する。

SIMのサイズはNano SIM (4FF)サイズを採用している。

Bluetooth 5.1、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、NFCを利用できる。

システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は128GBである。

IP68とIP69Kに準拠した防水や防塵に加えて、耐衝撃も有する。

電池パックの容量は5000mAhで、Qiに準拠した無線充電を利用できる。

2023年第2四半期にカナダと米国を含む北米(北アメリカ)および中南米(ラテンアメリカ)で一部の通信事業者を通じて発売する予定で、価格は米国で599米ドル(約82,000円)に設定されている。

Bullitt