HTC傘下のREIGN、可搬型プライベート5Gソリューションの新製品を発表

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台湾のHTC Corporation (宏達国際電子)の完全子会社でG REIGNSとして事業を行う台湾のREIGN Technology Corporation (智宏網)は可搬型プライベート5Gソリューションの新製品を発表した。

可搬型プライベート5Gソリューションの新製品はREIGN CORE S2で、第2世代に相当する。

初代のREIGN COREと比較して小型化、高速化、カバレッジの拡大を実現している。

カバレッジは最大で10,048平方メートルとなっている。

第5世代移動通信システム(5G)の無線方式はNR方式である。

NR方式に限り対応しているため、無線アクセスネットワーク(RAN)構成はスタンドアローン(SA)構成のOption 2で動作することになる。

NR BandはFR1でTDDのn48/n77/n78/n79に対応している。

帯域幅は最大100MHz幅となる。

通信速度は標準に設定した上下比率では下り最大800Mbps/上り最大120Mbpsである。

上下比率の設定は変更にも対応しており、下り重視の場合は下り最大1Gbps、上り重視の場合は上り最大350Mbpsまで対応できる。

REIGN Technology Corporationと提携する会社が開発および製造したコアネットワーク、制御装置、無線装置などの通信設備を組み合わせたソリューションとなる。

制御装置や無線装置はオープン無線アクセスネットワーク(オープンRAN)の仕様策定を推進する標準化団体であるO-RAN ALLIANCEで策定したO-RANの標準仕様に準拠している。

REIGN Technology Corporationはシステムインテグレータで販売事業者として機能する。

なお、REIGN Technology CorporationはHTC Corporationが新規事業の開拓の一環で2021年9月30日に設立した。

本社の所在地は台湾の新北市である。

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