香港Lenovo Group傘下のFCNT合同会社、事業を開始
- 2023年10月01日
- Android関連
FCNT合同会社は事業を開始すると発表した。
携帯端末の企画、設計、開発、製造、販売、修理のサポートなどを行う事業会社として2023年10月1日より事業を開始している。
FCNT株式会社から2023年9月29日付けでプロダクト事業およびサービス事業を承継しており、2023年10月1日より新たな体制で事業活動を展開する。
プロダクト事業にはスマートフォンを含めた携帯端末に関する事業、サービス事業にはSNSなどに関する事業が含まれている。
FCNT株式会社は2023年5月30日に東京地方裁判所に民事再生手続の開始の申し立てを行い、一部を除くプロダクト事業およびソリューション事業は2023年5月30日以降に速やかに停止していた。
香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)がFCNT株式会社のプロダクト事業およびサービス事業を承継することになり、Lenovo Groupが設立したFCNT合同会社を通じてFCNT株式会社のプロダクト事業およびサービス事業を承継した。
FCNT合同会社は登記上の本店が神奈川県大和市に所在する日本法人で、日本の携帯端末メーカーとして事業を行う。
商号にはFCNTの名称を維持しており、arrowsシリーズやらくらくシリーズの製品ポートフォリオを維持することも明確化している。
FCNT株式会社が製品化した携帯端末は修理やソフトウェアのアップデートを中断しているが、FCNT合同会社が修理やソフトウェアのアップデートを順次再開する。
Lenovo Groupは登記上の本店が香港特別行政区東区に所在する香港特別行政区法人の持株会社となる。
携帯端末メーカーとしては米国(アメリカ)のMotorola Mobilityを所有しているが、2023年10月1日以降はFCNT合同会社およびMotorola Mobilityの両方を展開することになる。
Lenovo Groupは日本のスマートフォンの分野で事業規模を拡大する計画である。
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