旧亞太電信の携帯通信網はGt表示を継続、2年以内に遠傳電信と統合へ
- 2023年12月18日
- 海外携帯電話
台湾の移動体通信事業者(MNO)であるFar EasTone Telecommunications (遠傳電信)は台湾の移動体通信事業者として存在したAsia Pacific Telecom (亞太電信)から承継した加入者を対象として合併に関連する情報を公開した。
Far EasTone TelecommunicationsとAsia Pacific Telecomは2023年12月15日を効力発生日としてFar EasTone Telecommunicationsを存続会社、Asia Pacific Telecomを消滅会社とする吸収合併を実行したため、Asia Pacific Telecomが保有した権利義務の全部をFar EasTone Telecommunicationsが承継している。
そのため、Asia Pacific Telecomから承継した加入者を対象として合併に関する情報をFar EasTone Telecommunicationsから案内することになった。
Asia Pacific Telecomで契約した料金プランは原則として2025年12月31日まで同様の条件で利用できる。
契約期間が2025年12月31日を超える場合は契約満了日までとなる。
Asia Pacific Telecomで契約した料金プランを継続して利用する場合はSIMカードを変更する必要はない。
Far EasTone Telecommunicationsの料金プランに移行する場合はSIMカードの交換が必要で、Far EasTone Telecommunicationsの直営店および代理店でSIMカードの交換を受け付ける。
なお、SIMカードを交換する場合はFar EasTone Telecommunicationsの料金プランに変更する必要があるため、Asia Pacific Telecomで契約した料金プランを維持することはできない。
当面はAsia Pacific Telecomから承継した携帯通信網を維持するが、将来的には従来のFar EasTone Telecommunicationsの携帯通信網と統合する。
2023年12月15日を基準として18か月から24か月以内に携帯通信網の統合を完了する予定である。
Asia Pacific Telecomで発行したSIMカードを利用する場合に限りAsia Pacific Telecomから承継した携帯通信網を利用できる。
携帯端末に表示する通信事業者名の表示はGtを継続している。
Asia Pacific TelecomはGtとして携帯通信事業を展開していたため、携帯端末に表示する通信事業者名の表示はGtとなる。
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