Accuverがローカル5Gの無線局免許を取得、ローカル5Gショールーム用か
- 2024年01月15日
- Local 5G
Accuverはローカル5Gの基地局の無線局免許を取得したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページを参照すると、Accuverは2023年12月20日付けで2局の基地局の無線局免許を取得したことを確認できる。
いずれも無線局の目的は一般業務用である。
周波数は4800~4900MHzで、最大出力は251mWとなっている。
総務省がローカル5G向けに割当した周波数を利用することから、ローカル5Gの基地局の無線局免許であることが分かる。
送受信所は東京都港区であるため、ローカル5Gの基地局を東京都港区で開設することになる。
Accuverはローカル5Gのスモールセル、コアネットワーク、アプリケーションで構成するローカル5GパッケージとしてQ-5G Harmonyを発表した。
顧客の需要に応じてスモールセルを単体でQ-5G Connect、スモールセルとコアネットワークの組み合わせでQ-5G Networkとしても販売を行う。
Q-5G Harmonyの発売に合わせてローカル5Gショールームを開設することも発表しており、ローカル5Gショールームでローカル5Gの基地局を開設すると推測できる。
なお、Q-5G Connectは無線装置と制御装置が一体型の屋内向け小型基地局で、韓国のQUCELL Networks製となることが判明している。
QUCELL Networks製のローカル5Gに対応した基地局としてはQC-333Jが電波法に基づく工事設計認証を受けており、最大出力は251mWとなっている。
無線局免許の最大出力とQC-333Jの最大出力が同一であるため、ローカル5GショールームではQC-333Jを設置すると考えられる。
AccuverおよびQUCELL Networksは韓国のInnowirelessの完全子会社であるため、AccuverとQUCELL Networksは兄弟会社となる。
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