米Airspan、上場廃止の手続き開始
- 2024年04月05日
- 海外携帯電話
米国(アメリカ)のAirspan Networks Holdingsは上場廃止を発表した。
Airspan Networks HoldingsはティッカーシンボルをMIMOとして米国のNYSE Americanに上場しているが、米国のNYSE Regulationから上場廃止の手続きの開始に係る通知を受領したという。
NYSE RegulationはAirspan Networks Holdingsが米国デラウェア州破産裁判所に米国連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請したことで、Airspan Networks Holdingsの普通株式は上場に適さないと判断したため、上場廃止の手続きを開始する。
Airspan Networks Holdingsは2024年4月1日付けでチャプター11の適用を申請しており、NYSE Regulationは2024年4月1日の時点でAirspan Networks Holdingsの普通株式の取引を直ちに停止するとともに、上場廃止の手続きの開始を決定していた。
そのため、Airspan Networks Holdingsの上場廃止は事実上確定していたが、Airspan Networks Holdingsは2024年4月4日付けでNYSE Regulationから正式に上場廃止の手続きの開始に係る通知を受領した。
Airspan Networks HoldingsはNYSE Regulationの決定に意義を申し立てる予定はないと付け加えている。
なお、NYSE Regulationは取引所と上場会社に対して規則や要件の遵守を要求および監視する。
Airspan Networks Holdingsは持株会社で、同社の完全子会社で米国のAirspan Networksが主要な事業会社となる。
Airspan Networksは日本の携帯電話事業者としてはRakuten Mobile (楽天モバイル)に第4世代移動通信システム(4G)や第5世代移動通信システム(5G)の通信設備を供給している。
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