スリランカの携帯電話事業者DialogとAirtel Lanka、事業統合で合意

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マレーシアのAxiata Group、Axiata Groupの子会社でスリランカの移動体通信事業者(MNO)であるDialog Axiata、インドの移動体通信事業者であるBharti Airtelはスリランカ事業の統合で合意したと発表した。

Axiata Group、Dialog Axiata、Bharti Airtelはスリランカ事業を統合するための最終契約を締結したという。

契約に基づきDialog AxiataがBharti Airtelの完全子会社でスリランカの移動体通信事業者であるBharti Airtel Lankaの株式の全部を取得するとともに、Dialog Axiataは同社の株式の10.355%に相当する株式をBharti Airtelに発行する。

取引を完了するためにはスリランカの政府機関で電気通信分野の規制を司るスリランカ電気通信規制委員会(Telecommunications Regulatory Commission of Sri Lanka：TRCSL)、コロンボ証券取引所(Colombo Stock Exchange：CSE)、Dialog Axiataの株主から承認を取得するほか、その他の法制度上の必要な手続きの完了が条件となる。

なお、スリランカ電気通信規制委員会は承認する意向を表明しているため、スリランカ電気通信規制委員会の承認は早期に取得できる見込みである。

Axiata GroupはDialog Axiataを通じて、Bharti AirtelはBharti Airtel Lankaを通じてスリランカで携帯通信事業をはじめとする事業を展開している。

Dialog AxiataがBharti Airtel Lankaを完全子会社化およびBharti Airtelに株式を発行してAxiata GroupとBharti Airtelのスリランカ事業を統合することになる。

Dialog AxiataとBharti Airtel Lankaの事業を統合することで、顧客基盤を拡大できるほか、通信インフラストラクチャの重複を削減できるため、運用効率の向上を期待するという。