FCNT製スマホarrows We2 M07はローカル5Gや地域BWAなど対応、上位機種では非対応

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香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)の連結子会社であるFCNTはスマートフォン「arrows We2 Plus M06」および「arrows We2 M07」を発売した。

いずれも日本の公開市場(オープンマーケット)向けに展開するスマートフォンであるが、ローカル5G、地域BWAおよび自営BWA、sXGPの対応状況が異なる。

arrows We2 M07ではローカル5G、地域BWAおよび自営BWA、sXGPともに対応することが発表時点で明確化されている。

発表時にニュースリリースで言及したほか、公式ウェブサイトの製品ページにもローカル5G、地域BWAおよび自営BWA、sXGPに対応すると記載している。

一方、上位機種のarrows We2 Plus M06は公式ウェブサイトの製品ページにローカル5G、地域BWAおよび自営BWA、sXGPに関する記載はないが、発売に伴い公開した製品ガイドではいずれも非対応と明記していることを確認できる。

ローカル5Gは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式のn79、地域BWAおよび自営BWAは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式のB41、sXGPはLTE方式のB39となるが、それぞれのバンド番号にハードウェアとして対応する場合でもローカル5G、地域BWAおよび自営BWA、sXGPで動作するとは限らない。

arrows We2 Plus M06およびarrows We2 M07ともにハードウェアとしてはn79、B41、B39に対応するが、arrows We2 Plus M06ではローカル5G、地域BWAおよび自営BWA、sXGPで動作する仕様ではない。

arrows We2 M07は法人向けにも販売するため、ローカル5G、地域BWAおよび自営BWA、sXGPで動作するよう開発したと思われる。

FCNT