マカオ特別行政区のSmarTone Macau、事業終了を発表

Tweet

マカオ特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるSmarTone – Comunicacoes Moveis (数碼通流動通訊(澳門))は事業の終了を発表した。

SmarTone – Comunicacoes Moveisはマカオ特別行政区で移動体通信事業者として携帯通信サービスを提供しているが、商業上の慎重な検討の結果として携帯通信サービスの提供を終了することで決定したという。

既存の加入者に影響を与えないようマカオ特別行政区の移動体通信事業者であるCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊：CTM)と加入者の保護に係る合意に達している。

SIMカードの交換が必要となるが、Companhia de Telecomunicacoes de MacauがSmarTone – Comunicacoes Moveisの加入者を引き受ける。

2024年8月22日から2024年10月31日までSIMカードの交換を受け付けるため、SmarTone – Comunicacoes Moveisとしては2024年10月31日をもって携帯通信サービスの提供を終了する予定である。

ポストペイドとプリペイドともにSmarTone – Comunicacoes Moveisで契約した料金プランはCompanhia de Telecomunicacoes de Macauへの移行を条件としてCompanhia de Telecomunicacoes de Macauが同様の料金プランで提供する。

希望に応じてCompanhia de Telecomunicacoes de Macauのほかの料金プランも選択できる。

SmarTone – Comunicacoes Moveisは2001年8月に携帯通信サービスを商用化した。

そのため、商用化から約23年で携帯通信事業を終了することになる。