台湾の携帯電話事業者、シャープ製スマホAQUOS R9とAQUOS wish4を取り扱い

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台湾の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)、Far EasTone Telecommunications (遠傳電信：FET)、Taiwan Mobile (台湾大哥大)はSHARP CORPORATION製のスマートフォン「AQUOS R9 (SH-M28TW)」および「AQUOS wish4 (SH-M27TW)」の取り扱いを開始した。

Chunghwa Telecomはポストペイドプランとセットで販売を行うが、Far EasTone TelecommunicationsおよびTaiwan MobileはECサイトで取り扱う。

定価はAQUOS R9 (SH-M28TW)が19,990新台湾ドル(約91,000円)、AQUOS wish4 (SH-M27TW)が7,490新台湾ドル(約34,000円)である。

Far EasTone Telecommunicationsは割引の適用に伴いAQUOS wish4 (SH-M27TW)を7,290新台湾ドル(約33,000円)で販売しているが、ほかは定価が販売価格となっている。

Chunghwa Telecomは携帯通信に係る情報も公表しており、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で利用できる。

NSA構成ではアンカーバンドとして機能するLTE方式に常時接続が必須で、E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)を適用してNR方式とLTE方式で同時通信することになる。

NR方式はFR1のn1とn78を利用できるが、EN-DCの組み合わせはLTE方式のキャリアアグリゲーション(CA)の組み合わせで異なる。

EN-DCを適用時のLTE方式のCAはAQUOS R9 (SH-M28TW)では4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)に対応している。

AQUOS wish4 (SH-M27TW)ではNR方式がn1の場合にCAを適用できず、n78の場合に2搬送波までCAを利用できる。