iPhone 16シリーズは日本と同一型番の販売拡大、バーレーンやUAEなど中東7か国を追加

米国(アメリカ)のAppleはスマートフォン「iPhone 16」、「iPhone 16 Plus」、「iPhone 16 Pro」、「iPhone 16 Pro Max」を発表した。

いずれも型番は先代機種と同様に4型番ずつ用意している。

日本で販売する型番はそれぞれA3286、A3289、A3292、A3295である。

日本と同一の型番を販売する国と地域はバーレーン、カナダ、イラク、米領グアム、ヨルダン、クウェート、メキシコ、オマーン、カタール、サウジアラビア(KSA)、アラブ首長国連邦(UAE)、米領バージン諸島(USVI)となる。

先代機種はカナダ、米領グアム、メキシコ、サウジアラビア、米領バージン諸島で日本と同一の型番を展開した。

そのため、日本と同一の型番を販売する国と地域は新たにバーレーン、イラク、ヨルダン、クウェート、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦が加わり、中東の7か国が追加されたことになる。

なお、日本と同一の型番を販売する国と地域でAppleが直営店のApple Storeを展開する国は日本以外ではカナダ、メキシコ、アラブ首長国連邦である。

先代機種では日本と同一の型番を販売する中東の国はサウジアラビアの1か国であるが、サウジアラビアでは携帯通信向け周波数の割当の都合で中東では例外的に日本と同一の型番を展開することになった。

近年、中東では湾岸協力理事会(Gulf Cooperation Council：GCC)の加盟国を中心に周波数の割当を協調する動きが加速している。

中東の携帯通信向け周波数の割当の動向を考慮してiPhone 16シリーズではサウジアラビアの周辺国でもサウジアラビアと同一の型番、すなわち日本と同一の型番を展開することを決定したと思われる。

コメントは受け付けていません。