インドネシアのXL AxiataとSmartfrenが合併で合意、XLSmart Telecom Sejahteraに
- 2024年12月15日
- 海外携帯電話
マレーシアのAxiata GroupはSinar Masを構成するインドネシアのWahana Inti Nusantara、Global Nusa Data、Bali Media Telekomunikasiとインドネシアの移動体通信事業者(MNO)であるXL AxiataとSmartfren Telecomの合併に係る最終契約を締結したと発表した。
XL AxiataはAxiata Groupの連結子会社である。
Smartfren Telecomは株式の過半を保有する親会社を持たないが、Sinar Masを構成する会社が大株主で、実質的にSinar Masを構成する会社が共同支配する。
そのため、Axiata GroupとSinar Masを構成する会社がXL AxiataとSmartfren Telecomの合併に係る最終契約を締結している。
最終契約に基づきXL Axiataを存続会社、Smartfren Telecomおよび同社の連結子会社でインドネシアのSmart Telecomを消滅会社とする吸収合併を行う。
法的には吸収合併の効力発生に伴いSmartfren TelecomおよびSmart Telecomは解散することになる。
さらに吸収合併の実行に合わせてXL Axiataは社名をXLSmart Telecom Sejahteraに変更する予定である。
Axiata GroupおよびSinar Masを構成する会社はXLSmart Telecom Sejahteraの大株主として残ることが決定している。
共同支配株主としてそれぞれ34.8%の所有権を確保する予定である。
Axiata GroupとSinar Masを構成する会社は平等な意思決定と影響力を有することになる。
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