楽天シンフォニーがケニアのTelkom KenyaとOpen RAN検証へ、無線装置はAirspan

Rakuten Mobile (楽天モバイル)の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)はケニアの移動体通信事業者(MNO)であるTelkom KenyaなどとOpen RANに関する覚書を締結したと発表した。

Rakuten SymphonyはTelkom Kenyaおよび米国(アメリカ)のAirspan NetworksとOpen RANの技術の検証および知見の共有に向けた覚書を締結したと案内している。

Rakuten Symphony、Telkom Kenya、Airspan Networksはケニア国内でOpen RANの技術による第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)の携帯通信網の展開および検証を進める予定である。

なお、無線方式は4GがLTE方式で、5GがNR方式となる。

NR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成はLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用することが決定している。

Rakuten Symphonyは分散装置および集約装置に加えて、ネットワーク運用システム(OSS)プラットフォームも提供するという。

Airspan NetworksはLTE方式およびNR方式の無線装置と4G向けコアネットワークのEPCを提供する予定である。

Telkom Kenyaは基地局およびコアネットワークの設置場所を確保する。

参考までに、Airspan NetworksはRakuten Mobileの商用の携帯通信網向けにOpen RANに対応した無線装置やアンテナなどを供給している。

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