NECがスマートフォン事業から撤退、Lenovoとの統合は見送りに
- 2013年07月17日
- 携帯電話総合
NECはLenovoと携帯電話事業で統合する方向で交渉を進めていたが、統合を見送る可能性が高くなったと日本経済新聞が報じている。
携帯電話事業はNECの子会社であるNEC CASIO Mobile Communicationsが手掛けており、Lenovoとの統合案が出されていた。
Lenovoと統合することで赤字の携帯電話事業をLenovo主導で立て直す考えであったが、出資比率等の条件が折り合わなかったと伝えられている。
NECは独力での維持や立て直しは困難と判断し、スマートフォン事業から撤退する。
他メーカーの手薄なフィーチャーフォンに特化して、携帯電話事業の収益改善を急ぐとのことだ。
スマートフォン事業からの撤退はNECのMEDIASブランドだけではなく、CASIOのG’zOneブランドも対象となる。
NEC CASIO Mobile Communicationsは社員を大幅に削減する予定で、社員の大半はグループ会社に配置転換する予定である。
今後は過半出資を希望する企業が現れた場合は事業投稿を再検討する可能性もあるとも伝えられている。
・日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD240SI_W3A710C1MM8000/
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