2013年Q2のスマートフォン出荷台数、日本市場は860万台で世界4位に

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米国の調査会社であるCanalysは世界における2013年第2四半期のスマートフォン出荷台数を公開した。
国別の出荷台数は首位の中国市場では約8810万台が出荷されて前年同期比で約108%の増加を見せた。
2位の米国市場では約3290万台が出荷されて前年同期比で約36%の増加、3位のインド市場では約900万台が出荷されて前年同期比で約129%の増加、4位の日本市場では約860万台が出荷されて前年同期比で約25%の増加、5位の英国市場では約740万台が出荷されて前年同期比で約34%の増加、その他の市場では約9210万台が出荷されて前年同期比で約22%の増加となった。
日本市場はインド市場に抜かれて4位となり、他のトップ5に入っている市場と比べて増加率が低くなっている。
また、インド市場が前年同期比で約129%と高い増加率を見せたことが印象的で、日本市場や英国市場の出荷台数を追い越している。
インド市場においては首位こそ世界市場でも首位をキープするSamsung Electronicsであるが、2位はインドのMicromaxでシェアを約22%としており、3位もインドのKarbonnである。
MicromaxやKarbonnはインド市場でフィーチャーフォンが人気であったが、スマートフォンの需要が高まったことに伴ってスマートフォンへの移行を進めている。
中国市場は世界で最も大きな市場で、飛び抜けて出荷台数も多い。
世界のスマートフォン出荷台数シェアには中国を中心として展開しているLenovoやYulong Computer Telecommunication Scientificがトップ5に入り込んだが、世界最大の市場で多くのスマートフォンを出荷したことが世界市場のシェアにも反映されたと考えられる。

・Canalys
http://www.canalys.com/newsroom/china%E2%80%99s-top-five-vendors-account-20-world%E2%80%99s-smart-phone-shipments