阪神ケーブルエンジニアリングが大阪府内でもAXGP基地局の免許を取得
- 2015年12月27日
- Regional BWA
阪神電気鉄道グループの阪神ケーブルエンジニアリング(Hanshin Cable Engineering:HCE)は地域広帯域移動無線アクセスシステム(以下、地域BWA)の高度化方式の無線局免許を大阪府および兵庫県において追加で取得したことを発表した。
最初の地域BWAの高度化方式の免許は大石局で取得しており、その後に芦屋局、石屋川局、西灘局を追加で取得したことを明らかにしていたが、さらに阪神打出局、魚崎局、御影局、青木局、深江局、元町局、大阪市阿倍野局で取得している。
これまでは兵庫県内のみで免許を取得していたが、大阪府内にも拡大している。
通信方式はTD-LTE方式と高い互換性を確保したAXGP方式を採用しており、周波数は2575.0~2595.0 MHzの20MHz幅である。
なお、大石局について当初は2580.0~2590.0 MHzの10MHz幅で免許を取得していたが、2575.0~2595.0 MHzの20MHz幅に変更している。
阪神ケーブルエンジニアリングはAXGP方式のネットワークを活用して様々なサービスを提供する計画で、具体的な内容は無線インターネット接続サービスの提供、各自治体と連携した公共サービスの提供、各自治体への防犯設備の回線提供としている。
2015年12月よりサービスを開始することを明らかにしており、一部の公共サービスなどで阪神ケーブルエンジニアリングのネットワークの利用を開始していると思われる。
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