鴻海子会社の國碁電子、契約者は12月31日0時より亞太電信との契約に移行と案内
- 2015年12月30日
- 海外携帯電話
Foxconn Technology Group(鴻海科技集団)の子会社で台湾の移動体通信事業者であるAMBIT Microsystems(國碁電子)は2015年12月31日に同じく台湾の移動体通信事業者であるAsia Pacific Telecom(亞太電信)と正式に合併することに伴い、AMBIT Microsystemsの契約者は2015年12月31日の0時(台北時間)よりAMBIT Microsystemsとの契約からAsia Pacific Telecomとの契約に移行することを案内している。
AMBIT MicrosystemsとAsia Pacific Telecomは台湾の行政機関で電気通信事業などを管轄する国家通訊伝播委員会(NCC)より2度にわたり合併案を却下されていたが、2015年11月上旬に合併案が承認されたことで2015年12月31日に正式に合併することが決まっている。
合併の方式は吸収合併となっており、Asia Pacific Telecomが存続会社、AMBIT Microsystemsが消滅会社となる。
これによりAMBIT Microsystemsの契約者はAsia Pacific Telecomの契約者となり、2015年12月31日以降はAMBIT Microsystemsの各種サービスおよびサポートをAsia Pacific Telecomが継承する。
AMBIT Microsystemsの公式ウェブサイトにおいては、Asia Pacific Telecomが運営する24時間対応のフリーダイヤル連絡先を案内している。
2013年10月に終了した周波数オークションで周波数を獲得して移動体通信事業への新規参入が決定したAMBIT Microsystemsは2015年5月15日に移動体通信サービスを開始しており、AMBIT Microsystemsとしての移動体通信サービスは7ヶ月半で終えることになる。
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