中国の携帯電話契約数は2015年末で13億件に、4G契約は8割超が中国移動

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中国の行政機関で電気通信事業などを管轄する中華人民共和国工業和信息化部の信息通信管理局は2015年における電気通信サービスの関する報告書を公開した。

2015年末時点の各種電気通信サービスの契約数統計を公表しており、すべての電話サービスの契約数は15億3,700万件、そのうち移動体通信による電話サービスの契約数、すなわち携帯電話サービスの契約数は13億600万件となった。

携帯電話サービスの契約数のうちLTE方式の高速な通信を利用可能な4G契約は2015年だけで2億8,900万件も増加して3億8,600万件に達した。

4G契約は携帯電話サービスの契約数のうち約29.6%を占めることが分かる。

なお、中国最大の移動体通信事業者であるChina Mobile Communications (中国移動通信：China Mobile)は2015年末の契約数が8億2,624万1,000件、4G契約数が3億1,228万2,000件であることが分かっており、China Mobile Communicationのシェアは携帯電話サービスの契約数では63.3%、4G契約のみでは80.9%も占めることになる。

1強2弱の傾向が4G契約ではより強くなっており、2弱のChina United Network Communications (中国聯合網絡通信：China Unicom)とChina Telecom (中国電信)は戦略的提携を締結して巻き返しを図る。

中華人民共和国工業和信息化部