米国のVerizon Wirelessが28GHz帯の利用を申請、5Gの試験を実施へ

米国の移動体通信事業者であるVerizon Wirelessは第5世代移動通信システム(5G)の研究開発に向けて試験ライセンスの交付を米国の政府機関で電気通信事業などを管轄するFCCに申請した。

テキサス州のユーレスおよびニュージャージー州のサウスプレインフィールドで試験を実施する計画である。

周波数は28GHz帯のみで申請しており、具体的には27.50～28.50GHzおよび27.525～28.325GHzとなっている。

5Gでは高い周波数の利用が検討されており、世界各国で移動体通信における高い周波数の利用に関する研究開発が進められている。

Verizon Wirelessは28GHz帯を利用して5Gの研究開発を実施するために、FCCに28GHz帯の利用を申請した。

設備供給者は米国のQualcomm、米国のIntel、スウェーデンのEricsson、韓国のSamsung Electronicsと記載されており、Qualcomm、Intel、Ericsson、Samsung Electronicsと協力して5Gに向けた試験を実施すると思われる。

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