LG U+と華為技術が世界初となる上りCAの商用化で協業、商用ネットワークで上り108Mbpsを記録
- 2016年04月29日
- 海外携帯電話
中国のHuawei Technologies (華為技術)は韓国の移動体通信事業者であるLG Uplus (LG U+)と上りのキャリアアグリゲーション(CA)の商用化に向けて協業したことを発表した。
これまでLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションは下りのみ導入しているが、LG Uplusは世界で初めて上りのキャリアアグリゲーションを導入する見通し。
上りのキャリアアグリゲーションの商用化に関してはHuawei Technologiesが協力しており、商用ネットワークでは上りの通信速度は108.68Mbpsを記録したとアピールしている。
なお、上りのキャリアアグリゲーションの試験にはLG Electronics製のスマートフォンであるLG G5 (LG-F700L)を利用したという。
LG UplusのLTEサービスで利用する周波数はFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)が20MHz幅*2、2.1GHz帯(Band 1)が10MHz幅*2、850MHz帯(Band 5)が10MHz幅*2となるが、上りのキャリアアグリゲーションの組み合わせは2.6GHz帯と850MHz帯である。
近いうちにLG Uplusより上りのキャリアアグリゲーションを商用化すると正式に発表される見通し。
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