SoftBank GroupがSoftBank Vision Fundを設立、サウジアラビア政府系ファンドPIFと戦略的提携
- 2016年10月14日
- SoftBank-総合
SoftBank Groupはグローバルにテクノロジ分野へ出資することを目的に、SoftBank Vision Fund (ソフトバンク・ビジョン・ファンド) (仮称)を設立することで決定したと発表した。
SoftBank Vision FundはSoftBankの子会社によって英国で運営される予定で、SoftBank Groupと共に出資する資金パートナと過去最大級の規模を目指すとしている。
SoftBank Groupは設立から5年間で少なくとも250億米ドル(約2.6兆円)をSoftBank Vision Fundに出資する計画である。
2016年10月12日付けでSoftBank Groupはサウジアラビアの政府系ファンドであるPublic Investment Fund of the Kingdom of Saudi Arabia (PIF)との間で、Public Investment Fund of the King of Saudi Arabiaが設立から5年間で最大450億米ドル(約4.7兆円)の出資を実施する可能性のもと、主要な資金パートナとしてSoftBank Vision Fundへの出資を検討することについて覚書を交わしたという。
SoftBank GroupはPublic Investment Fund of the King of Saudi Arabiaのほかに、SoftBank Vision Fundへの出資を目的に複数のグローバルな大手投資家と協議中としており、SoftBank Vision Fundの総額は1,000億米ドル(約10兆円)の規模となる可能性があると案内している。
投資対象は主にテクノロジ分野の企業としており、SoftBank Vision FundはSoftBank Groupの連結対象となる見込みである。
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