韓国のSK TelecomがBMWと共同で5Gコネクテッドカーを公開
- 2016年11月15日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるSK TelecomはBMWブランドを展開するドイツのBayerische Motoren Werke (BMW)の韓国法人であるBMW Koreaと共同で5Gコネクテッドカーを公開した。
SK TelecomはスウェーデンのEricssonと共同で第5世代移動通信システム(5G)の試験網を構築しており、BMW Koreaが韓国・仁川の永宗島に所有するBMWドライビングセンターには2.6kmのドライビングトラックをカバーする世界最大規模の5G試験網を構築したという。
BMWドライビングセンターでは5Gコネクテッドカーの試験に取り組んでおり、5G端末を搭載したコネクテッドカーとしてT5をSK TelecomとBMWが披露した。
なお、T5はSK Telecomが展開するTブランドと5Gの5を組み合わせた名称である。
5Gで期待される高速な通信速度、低遅延、超多数の端末との同時接続などをの特性を生かして、車車間/路車間通信(V2X)技術と画像認識センサを活用した障害物の回避、信号や道路など車両周辺事物とのリアルタイムコミュニケーションを実現する多チャンネルIoT通信、4Kマルチビュー動画および360度VR映像送受信などの実証実験を5Gコネクテッドカーで実施したという。
SK Telecomは世界初の5Gコネクテッドカーを披露したと主張しており、世界初の5G商用化のために重要な意味を持つ第一歩に踏み出したとアピールしている。
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