U-NEXTとヤマダ電機がMVNO事業の合弁会社設立で合意

Tweet

U-mobileブランドで仮想移動体通信事業者(MVNO)としてモバイル通信サービスを展開するU-NEXTは家電量販大手のYAMADA-DENKI (ヤマダ電機)はMVNO事業を運営する合弁会社を設立することで合意したと発表した。

U-NEXTはMVNOとしてU-mobileの運営および提供を行うほか、複数のMobile Virtual Network Enabler (MVNE)と提携してマルチMVNEでのサービスを提供し、一方でYAMADA-DENKIは家電製品の販売のみならず、U-NEXTと提携してYAMADA SIM powered by U-mobileを提供してきた。

MVNO業界は新規参入が相次ぎ競争が激化しており、さらなる顧客獲得を目指すうえで「家電量販店として唯一、日本全国に販売網を持つYAMADA-DENKI」と「様々な販売チャネルを有し、モバイル通信サービスを運営してきたU-NEXT」が提携することが最善と判断し、合弁会社を設立してMVNO事業を運営すると説明している。

合弁会社はU-NEXTの既存サービスの運営やマルチMVNOの展開に関するノウハウと、YAMADA-DENKIの販売力を融合し、競争が激化するMVNO業界を勝ち抜き、魅力的で快適なインターネットサービスの利用促進に貢献するという。

なお、合弁会社の商号はY.U-mobile株式会社(仮称)としており、本社所在地は東京都渋谷区、事業内容はMVNOサービスの運営と提供、設立時期は2017年1月下旬(予定)、資本金は1億円である。

U-NEXT