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サムスン電子、韓国で自律走行車の公道走行許可を取得



韓国の政府機関である国土交通部(Ministry of Land, Infrastructure and Transport:MOLIT)はSamsung Electronicsに対して自律走行車の臨時運行を許可したと発表した。

Samsung Electronicsは同社が所有する研究開発機関であるSamsung Electronics Research Institute (SERI)が開発中の自律走行車について、公道における臨時運行許可を国土交通部に申請しており、それを国土交通部が承認したことになる。

国土交通部が自律走行車の臨時運行を許可した事例は累計で19件に達し、2017年に入ってからは8件目となる。

Samsung Electronics Research Instituteが開発中の自律走行車はライダ、レーダ、カメラ、各種センサ類などを搭載して障害物など道路環境を認識するほか、人工知能を活用して自律走行に役立てるという。

自律走行車の臨時運行を通じて信頼性の高い自律走行アルゴリズムと人工知能およびディープラーニングを組み合わせた次世代センサやモジュールなどを開発する計画としている。

将来的に自律走行車の通信には第5世代移動通信システム(5G)を活用することも視野に入れており、すでに5Gコネクテッドカーとして研究開発が進められている。

国土交通部は2017年3月に臨時運行許可に関する規定を改定しており、許可の対象となる自律走行車の要件を引き下げたほか、最低搭乗人員も2人から1人に減らすなど、継続的な規制緩和を通じて民間の自由な技術開発を積極的に支援するとアピールしている。

国土交通部

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