Sony Xperia U ST25i レビュー

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Sony Mobile Communications製のW-CDMA/GSM端末「Sony Xperia U ST25i (以下、ST25i)」を触れる機会があったので、簡単にレビューを書いておく。
ソフトウェアは製品版ではないため、外観を中心にレビューを行う。
コードネームがKumquatとして知られていたスマートフォンで、コンパクトな印象の筺体だ。
光る色の変更が可能なフローティングプリズムが特徴的である。
フロントにはメーカーロゴとXPERIAロゴが入る。
試作端末であるためSony Ericssonロゴが入っているが、製品版はSONYロゴとなる。
フロントカメラも搭載している。
画像では分かりにくいが、ディスプレイとフローティングプリズムの間にある点の部分がタッチセンサ方式のナビゲーションキーとなっている。

リアにはカメラとフォトライトを備える。
Sony Ericssonのマークがリアカバーに入っている。
リアカバーは取り外し可能である。

上の側面にはイヤホン端子を備えている。

下の側面には何もない。

右の側面には電源キーとボリュームキーとカメラキーが配置されている。

左の側面にはMicro USB端子を備えている。
キー類は配置されていない。

フローティングプリズムはテーマの設定によって光る色が変更される。
テーマはEmerald, Silk, Gold, Sapphire, Amethyst, Turquoise, Rubyの7種類が用意されている。
Emeraldに設定すると緑色に光る。

Silkに設定すると白色に光る。

Goldに設定すると黄色に光る。

Sapphireに設定すると青色に光る。

Amethystに設定すると赤紫色に光る。

Turquoiseに設定すると青緑色に光る。

Rubyに設定すると赤色に光る。

フローティングプリズムの下にあるキャップは取り外しが可能である。

キャップには端子を備えているようだ。
アンテナも兼ねていると思われる。

他のXperiaシリーズの端末とサイズを比較してみた。
左からST25i、Xperia P LT22i、Xperia S LT26i (以下、LT26i)。


左からST25i、Xperia ray ST18i。


左からLT26i、ST25i、Xperia acro HD SO-03D。

ストレージの設定を見てみた。
内部ストレージは合計容量が3.98GBで、空き容量が3.75GBとなっていた。
本体メモリーは空き容量が1.79GBだった。

Service Menuには*#*#service#*#* (*#*#7378423#*#*)で入ることが可能だ。
Type NumberはAAD-3880130-BVである。

レビューしたST25iの端末情報は下記の通り。
モデル番号：ST25i
Androidバージョン：2.3.7
ベースバンドバージョン：u8500-470101-R1G_EC14
カーネルバージョン：2.6.35.7+ BuildUser@BuildHost #1
ビルド番号：6.0.B.1.517

最後に、ST25iを操作している動画を掲載しておく。
試作端末でありながら、滑らかに動いていた。
製品版にも期待したいところだ。

ST25iはフローティングプリズムの色の変更やキャップの取り外しが可能だったりと、遊び心のある端末だと感じた。
このような遊び心はハイエンド端末にも撮り込んでもらいたいとも感じた。
大型のスマートフォンが増えている中、ST25iのようにコンパクトでサクサク動く端末は珍しい存在となるかもしれない。