HMD globalとZEISSが業務提携、NokiaブランドのスマホにZEISSのイメージング技術を導入へ

フィンランドのHMD globalはドイツのCarl Zeissと協力契約を締結したと発表した。

スマートフォン業界で新たな写真の基準を確立することを目的とした数年間にわたる長期的かつ独占的な協力契約としており、NokiaブランドのスマートフォンのカメラにCarl Zeissの光学技術をはじめとするイメージング技術を導入するという。

Nokiaブランドのスマートフォンのイメージング技術に革新をもたらすために、HMD globalとCarl Zeissは専門知識を共有するほか、ソフトウェア、サービス、画質、視覚デザインなどイメージングに関わる全体的な体験を向上させる技術を共同で開発するとしている。

過去に、フィンランドのNokiaはCarl Zeissと提携してCarl Zeissの技術を取り入れたレンズを搭載したスマートフォンを販売していた。

Nokiaはスマートフォンの開発および製造からは撤退し、HMD globalがNokiaとブランドライセンス契約を締結してNokiaブランドのスマートフォンを展開しているが、Nokiaのブランドを冠したスマートフォンにCarl Zeissの技術を導入したカメラが戻ってくるとアピールしている。

Carl Zeissの技術を導入したNokiaブランドのスマートフォンは2017年中に発売する予定と案内しており、Nokiaブランドのフラッグシップのスマートフォンとして期待されるNokia 9にCarl Zeissの技術が導入される可能性もある。

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