鴻海系スマホレンタルhandyが日本で10万台契約達成、西日本支店の開設や大阪観光局と連携も
- 2017年10月02日
- その他スマートフォン
handy Japanはホテルの宿泊者向けに提供しているスマートフォンのレンタルサービス「handy」の日本における契約数が2017年9月30日時点で10万台を突破したと発表した。
handyのサービスはホテルの客室にレンタル用のスマートフォンを配備し、ホテルの宿泊者はそのスマートフォンを無料でレンタルすることが可能で、宿泊期間中はホテル外にも持ち出せる。
新たにhandyではNHK WORLDのコンテンツの配信を開始することを明らかにしている。
NHK WORLDが有する日本の情報や文化を伝える外国人向けのコンテンツをhandyを通じて提供することで、旅行客に日本の魅力を伝えるという。
また、大阪観光局とプロモーション連携して大阪観光局が提供するOSAKA INFOのコンテンツをhandyで発信するほか、既存のコールセンターとの連携を通じて関西地域での旅行体験の向上に努めるとのことである。
handyは宿泊施設事業者に対して通常は月額980円~(税抜)の利用料で提供しているが、2017年10月1日より1年無償付き2年プランを提供する。
2年契約のうち1年目の利用料が無償となり、無償期間中の途中解約に係る手数料や解約料は発生せず、適用条件は2017年12月31日までに申し込み、先着10万台までとしている。
handy Japanでは急速な事業拡大に伴い、西日本支店を開設して西日本の宿泊施設事業者やパートナ企業とともに観光立国の推進を後押しするという。
西日本支店の所在地は下記の通りである。
大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-4-9 戎橋ビル 9階
最寄駅は大阪市営地下鉄の難波駅(なんば駅)で、同駅からの目安の所要時間は徒歩5分と案内している。
なお、handy Japanはhandy Japan Holdingsの全額出資子会社で、handy Japan HoldingsにはMango International GroupとSHARPが出資しており、議決権比率はMango International Groupが85.6%、SHARPが14.4%となっている。
Mango International GroupにはFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)の中核企業であるHon Hai Precision Industry (鴻海精密工業)の子会社であるFIH Mobile (富智康集団)が出資している。
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