パラオで第2の携帯電話事業者としてPalau Telecomsが新規参入へ

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パラオのPalau Communications & Electronics Company (PCEC)は第2の携帯電話事業者としてパラオの携帯電話市場に新規参入することが分かった。

パラオの政府機関である公共施設・産業・商業省(Ministry of Public Infrastructure, Industries and Commerce)の通信課(Division of Communication)が新規参入に関して認めた。

公共施設・産業・商業省の通信課によると、Palau Communications & Electronics Companyは同社が保有するPalau Telecoms (PalauTel)ブランドで携帯電話事業に新規参入し、2017年末までに携帯電話事業を開始する計画という。

パラオでは2006年に台湾のViamedia Mobile Corporation (汎美達電信)の子会社であるPalau Mobile Corporation (PMC)が新規参入して2社体制となったが、Palau Mobile Corporationは2014年7月にすべての事業を停止し、パラオの携帯電話事業者は同国国有企業でPalauCelブランドを展開するPalau National Communications Corporation (パラオ国立通信公社：PNCC)のみとなった。

Palau Communications & Electronics Companyが新規参入を果たせば、再びパラオの携帯電話事業者は2社体制となる。

なお、Palau Communications & Electronics CompanyはPalau Equipment Company Inc. (PECI)の傘下の民間企業である。