台湾の中華電信が2017年Q4の業績を発表

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台湾のChunghwa Telecom (中華電信)は2017年第4四半期および2017年通年の業績を発表した。

2017年第4四半期の連結売上高は前年同期比4.4%増の609億2,500万台湾ドル(約2,283億円)、純利益は前年同期比11.7%増の86億7,100万台湾ドル(約325億円)となった。

四半期ベースでは前年同期比で増収増益を達成したことになる。

移動体通信事業の売上高は前年同期比2.1%増の289億6,800万台湾ドル(約1,086億円)で、連結売上高のうち移動体通信事業は47.5%を占める。

2017年通年の連結売上高は前年比1.1%減の2,275億5,400万台湾ドル(約8,527億円)、純利益は前年比3.0%減の388億6,300万台湾ドル(約1,456億円)である。

年間ベースでは前年比で減収減益となった。

移動体通信事業の売上高は前年比1.3%減の1,093億7,600万台湾ドル(約4,099億円)で、連結売上高のうち移動体通信事業は48.1%を占める。

2017年第4四半期末における事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数は前年同期比3.1%減の1,045万件となった。

また、移動体通信サービスの加入件数のうち4G契約は799万件となり、4G契約の加入率は76.5%である。

台湾におけるすべての移動体通信サービスの加入件数のうち、Chunghwa Telecomの占有率は36.5%で、最大手の地位を維持している。

2018年通年の財務予測では連結売上高が前年比1.7～2.4%増の2,314億7,000万～2,329億7,000万台湾ドル(約8,674億～8,730億円)、純利益は前年比4.1%減～3.7%増の372億5,000万～403億1,000万台湾ドル(約1,396億～1,511億円)と見込まれている。

Chunghwa Telecom