KDDIおよび沖縄セルラー電話向けGalaxy Z Flip3 5G SCG12がQi認証を通過
- 2021年08月29日
- KDDI-SAMSUNG
KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SCG12」が2021年8月27日付けでWireless Power Consortium (WCP)の認証を通過した。
Qi Registration idは12012となっている。
SCG12は未発表端末の型番である。
型番規則からKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けの第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンになると考えられる。
Wireless Power Consortiumの認証では製品名がGalaxy Z Flip3 5Gと記載されている。
そのため、SCG12はSamsung Galaxy Z Flip3 5Gの型番のひとつに該当する。
KDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneよりGalaxy Z Flip3 5G SCG12として発表される見込み。
Wireless Power Consortiumは無線充電の規格であるQiの策定および普及を推進する標準化団体である。
SCG12はすでに米国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を取得しており、連邦通信委員会の認証で公開された情報からSCG12がQiに準拠した無線充電および無線給電に対応することは分かっていた。
Samsung Galaxy Z Flip3 5Gは折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載したフォルダブルスマートフォンで、Samsung Galaxy Z Flip 5Gの後継機種に相当する。
グローバルで販売する計画を公表しており、まずは韓国、欧州各国、米国(アメリカ)など約40の国および地域で2021年8月27日に発売した。
Samsung Electronicsによると販売する国および地域は2021年10月までに130以上の国および地域に拡大する予定という。
日本における発売時期には言及していないが、日本では移動体通信事業者(MNO)の製品となるため、発売日や価格などは移動体通信事業者から発表することになる。
なお、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneはauのラインナップで2020年11月4日にGalaxy Z Flip 5G SCG04を発売した。
Galaxy Z Flip3 5G SCG12はGalaxy Z Flip 5G SCG04の後継機種としてauのラインナップで展開すると思われる。
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