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マレーシアのDigiが2021年Q3の業績を発表



ノルウェーのTelenorの連結子会社でマレーシアのDigiは2021年第3四半期の業績を発表した。

2021年9月30日に終了した3ヶ月間となる2021年第3四半期の連結売上高は前年同期比0.3%増の15億8,400万マレーシアリンギット(約433億908万円)、EBITDAは前年同期比0.3%増の7億8,800万マレーシアリンギット(約215億4,487万円)、EBITDAマージンは前年同期比0.1ポイント減の49.7%、当期純利益は前年同期比2.5%減の3億1,300万マレーシアリンギット(約85億5,844万円)となった。

連結売上高の事業別の内訳も公表しており、携帯通信サービスは12億7,800万マレーシアリンギット(約349億4,607万円)で、全体の80.7%に達する。

そのため、Digiにとって最大の事業は携帯通信サービスと分かる。

Digiはマレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるDigi Telecommunicationsを通じて携帯通信サービスを提供している。

Digi TelecommunicationsはDigiの完全子会社かつ事業会社で、周波数などの免許人となっている。

2021年9月30日時点の事業データも公表した。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比2.9%減の1,036万5,000件である。

加入件数のうちポストペイド回線は前年同期比7.4%増の324万7,000件で31.3%、プリペイド回線は前年同期比7.1%減の711万8,000件で68.7%を占めた。

また、スマートフォンの普及率は前年同期比6.2ポイント増の90.9%、データ通信の加入率は前年同期比5.5ポイント増の86.7%に達している。

4Gとして提供するLTE方式の人口カバー率は92.2%、4G Plusとして提供するLTE-Advanced方式の人口カバー率は75.4%となった。

マレーシアリンギット(MYR)ベースの2021年第3四半期のARPUはポストペイド回線が前年同期比5.8%減の63マレーシアリンギット(約1,723円)、プリペイド回線が前年同期比2.8%増の34マレーシアリンギット(約930円)、総合が前年同期比0.9%増の43マレーシアリンギット(約1,176円)となっている。

なお、Digi Telecommunicationsはマレーシアの移動体通信事業者であるCelcom Axiataと合併し、Celcom Digiとすることで合意した。

2022年第2四半期までにCelcom Digiとして事業を開始する計画である。

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